パセの闘病その3(手術)

“COCO姐さん”

押忍!

最近インスタにもあまり登場しないCOCO姐さん。

あまりに出てこないので、姐さんが具合が悪かったのかと思ったよ、
この方に言われ。

実はダントツで出てたパセが具合が悪かったとは、って感じですよね。

では、病気疑惑を持たれないよう、最新の姐さんをなんと「動画」で(笑)

ちなみに、姐さん、術後すぐのパセを踏み台にしてましたよ。(ヒドい)


2021年1月16日(土)

早朝に発作が起きた、その日の動物病院の診察開始時間前に

動物病院へ預け、夜迎えに行きました。

この日の夜は、特に何ごとも起きませんでした。

2021年1月17日(日)

この日も診察開始時間前に病院へ預け、血糖値の確認。

1時間くらいしたら電話で迎えを依頼されたので、連れて帰りました。

(手術前日のインスタ投稿写真)

手術前夜

手術に対しての迷いは、あの早朝の発作後きれいサッパリ消えてました。

あの発作を見たら、こんなにパセを苦しませる腫瘍なんて

取っちゃわなきゃダメだ!に気持ちが変わっていました。

手術日は朝9時に連れて行くことになっていて、

夜中の0時までは食べてもいいことになっていました。

とにかく血糖値を下げないよう、いいコンディションで手術を、と

こまめに食べさせていたのですが、

夜が更けるにつれ、食べるものと食べないものが出てきました。

22時ごろになると、口に入れても出し始め、ムラ食いに。

食べないと血糖値が下がってしまう(→発作に繋がる)と思って

リミットの0時まではとにかく食べて欲しかったのですが、

どんどん元気がなくなってきてしまい。

23時ごろにはもうほとんど食べなくなってしまいました。

ちょっと時間をおけば食べるかも、とリミットの0時前にあげてみたのですが

もう食べず。

22時ごろから食べなくなって何度か病院の夜間電話に電話したのですが

なんでも良いから、口にできるものがあるうちは様子を見て、
おかしくなったらすぐ電話してと言われてました。

この日病院からもらっていたブドウ糖液(50%)すら舐めなくなり、

1時ごろにとうとう嘔吐。

震えてるし、もうこれは家では厳しいかもと思い、病院の夜間電話へ電話。

状態を説明し、これから来てくださいと言われたので

すぐ病院へ連れて行きました。

入院・手術

夜中の1時半に病院へ到着し、
これは朝までは厳しいという判断でそのまま入院。

私は一旦家に帰りました。

朝、診察開始時間前にまた病院へ行って、手術承諾書にサイン。

その日の14時くらいに手術、

夕方無事終了の連絡を受けました。

(退院した水曜日。グロくてごめんなさい)

腫瘍の正体

手術2日後の、1月20日水曜日に退院できそうなので
夕方迎えに来てくれと連絡が来たので

仕事終了後、迎えに行きました。

先生の説明では、

結局、腫瘍は、膵臓ではなく、「胃」由来だったこと、

胃の幽門というところから生え、
なんと15cm大にまで育ってしまったということ、

(腫瘍イメージ。正確ではないけど大体こんな感じ)

腫瘍以外に、病理組織検査に出すため、リンパ節の一部と膵臓と
胃の一部を摘出。

手術自体は成功ですと伝えられました。

退院翌日の木曜は朝から夕方まで、病院で点滴後、家に戻り、

そのあとは、内服薬を処方され日曜にまた受診。

退院当日はさすがに静かだったけど、日に日に元気を取り戻してきました。

(日曜日の受診。また病院来ちゃったよ的な。この時点で元気は50%くらいの回復。)

翌週には、病理組織検査の結果が出て、診断名がつきました。

平滑筋腫

つまり、良性腫瘍。これが、「肉腫」だと悪性だそうです。

リンパ節にも転移は認められないということです。

良性腫瘍ですが、大きくなりすぎて低血糖を引き起こす悪さをしていたと。

なので、切らなかったら確実に低血糖で命を落としていたことに。

ちなみにこれが悪性だったら、
もっと早く具合が悪くなっていたはずとのことです。

結果論になってしまうのですが、
パセの場合は切って正解だったということ。

つまり、まだまだ生きられるということです。

術後のパセ

まずデカい腫瘍がお腹からいなくなったので、
スレンダーな体型に戻りました。術前の体重は8kg超でしたが、

術後の体重は7.2kg。

胃の一部を切除してるので様子を見ながら増量中です。

低血糖は腫瘍が原因なので、もちろん正常値に回復。

そして、目力も以前のパセに戻りました。

まぁまぁの大手術だったと言われたのですが、

その回復力は先生たちもびっくりの速さでした。

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6 COMMENTS

G

育つために犬から栄養を奪い、よって体力が奪われ発作を起こし犬をギリギリまで追いつめるまで成長する腫瘍に良性があるなんて・・
良性腫瘍がここまで悪さをすることもあるんだってことも学んだよ。
教えてくれてありがとう。
思い出せば我が子の足の指の切断の時も先生すら悪性だろうと思って良性だった。
やっぱり調べないとわからないってことやね。
しかしパセ、ほんとオペはギリギリなところで受けたんだね。
麻酔にも耐えられて良かった・・ほんとすべてが良かったよ~(泣)
みっぴちゃん、こんな大変な時に卒論とかお仕事とか・・覚悟に決断にと本当にお疲れ様やったね。
しかし強い!やっぱいろんなこと乗り越えた五十路ギャルは強いね!
また一つ成長して強くなっちゃうね(爆)
この話が今日まだ迷いとか出てるようであれば「覚悟とか決断は我が子が目の前にいるってことだよ。ある意味幸せなことだ」って伝えたかった。
すまない・・言いたいことがたくさんあって熱弁に(汗
あ・・ねーさん、やっぱ動くと血を感じるわ(笑)

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mippy

あー、良かった!伝わったってことが嬉しいよ。
闘病記を書くとしたら
何かの知見だったり、情報として書くのが自分のポリシーだったので、
本当に良かったです。
正直最悪を考えてた時は、書くつもりはなかったんで。
でも私もだけど、みんなの経験とかを見させてもらってたので、
きっと、何も知らないよりはみんながくれた色々な知識が役立ってたはず。
で、姐さん、元気だってわかってくれたかしら(笑)

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ジュニキチ

良かったです🎶
本当、ドキドキだったでしょうし
MIPPYさんも大変でしたね。
悪い物じゃなくっても悪さをするんだなぁ。
って思いました。

COCOちゃん、なんか痒いのかい?

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mippy

正直年明け早々、体力的には辛かったかな。
卒論もあったし、仕事もしてたし、朝晩病院への送り迎えとか
2週間でも老体には堪えました(涙)
あ、姐さんはいつもあんな感じ。痒いのもあるけど、癖でもある(笑)

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じいじい

はじめまして。
昔からcoco姐さんとパセリくんのファンです。長文だと気持ち悪いと思いますので、一言。ほんっとにほんっとに無事で良かった!これからも楽しみに拝見してます!

返信する
mippy

はじめまして。以前から見て下さっていただいてたのですね。
ありがとうございます!
長文でも別に大丈夫ですよ(笑)
どうぞよろしくお願い致します。

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